清水寺           
   京都東山の音羽山の中腹に建つ歴史ある寺院です。創建は平安京遷都よりも古く延鎮上人により宝亀9年(778年)に開山されたと伝えられています。

京都で平安京以前から歴史を持つのは、広隆寺、鞍馬寺などごく限られた寺院だけです。

清水寺は始め「北観音寺」と呼ばれていましたが、境内にわき出る清水が観音信仰の黄金延命水として神聖化され、

一般にも清めの水として「清水」が知られるようになり、後に名称を「清水寺」に改められました。

 
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   東大路通りから約1Kmの清水坂を上ってくると仁王門、西門、三重の塔が迎えてくれる。        「清水の舞台」で有名な本堂の舞台からは
京都市内が一望できる。
 
       
  舞台は 本堂の前にせり出した構造    崖下からの高さは18m    音羽の滝
清水寺の由来となった清水が、
現在でもの名水として、親しまれている。
 
           
  地主神社
社伝によれば、地主神社の創建年代は、日本の建国以前とされ、
あまりの古さにその歴史は明らかではありませんでした。
しかし近年、アメリカの原子物理学者・ボースト博士の研究により、
本殿前の「恋占いの石」が縄文時代の遺物であることが証明されました。 
 
     
             
    平安神宮          
   明治28年(1895年)平安遷都1100年を記念して行われた京都博覧会のメインパピリオンとして

平安京当時の大内裏の一部復元が計画され 実物の8分の5の規模で復元されました。

博覧会に先立ち、平安京創始の第50代桓武天皇を祀る神社として創祀され、昭和15年(1940年)平安京で過ごした最後の天皇である

第121代孝明天皇が祭神に加えられました。


 
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   大鳥居
神宮道にある鮮やかな朱塗りの鳥居が
ひときわ目をひきます。
   應天門
門の上方には「應天門」と書かれた額が掛けられています。
かつて平安京の應天門に掲げられていた額は
弘法大師の手によるものといわれていますが、
弘法大師は額が掲げられてから「應」の字の点を一つ書き忘れたことに気づき、筆を投げて点を書き加えたと伝えられています。
弘法も筆のあやまり」は、この言い伝えに基づくと
されています。
   白虎桜
大極殿へと続く回廊や 左と右に
白虎桜と蒼龍桜があります。
屋根は社寺では珍しいとされる碧瓦(へきがわら)で豪華です。
 
             
       
   日本最古の電車
平安神宮の創建と同じ明治28年、平安遷都1100年を
記念して京都市内に敷設された、日本で初めての市電です。
交通事情の変遷と共に京都電気鉄道・北野線も昭和36年(1961年)に廃止されました。
チンチン電車の愛称で親しまれた当時の車両が保存されています。
 
 神苑
明治時代の代表的な日本庭園として有名な神苑は、社殿を取り囲むように東・中・西・南の四つの庭で構成されています。 総面積33,000㎡(約 10,000坪)の広さです。
   茶室 澄心亭入口  
             
       
           睡蓮  
             
       
   泰平閣(通称 橋殿)
大正初期、尚美館とともに京都御所から移築されてきた、屋根つきの橋。渡るだけでなく、座って中から景色が楽しめるようになっています。
     尚美館(貴賓館)
平安貴族の館の神殿造、池に張り出した釣殿風の優美な建物です。
 
             
             
             
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