なんじゃもんじゃの木      
  名の由来は、通説として水戸黄門が下総神崎の神崎神社にて大木(御神木)をご覧になり「この木はなんじゃ」と尋ねられ、土地の者は
聞き取れず「なんじゃもんじゃ」と問い返したところ、水戸黄門は木の名前と思い「なんじゃもんじゃであるか」と言われたので、その呼び方になった。
また他説には、神社仏閣にある御神木や その地方で見慣れぬ種類の大木を「なんじゃもんじゃ」と呼んでいる、ということです。

写真の「なんじゃもんじゃ」は、幸手市の市長であった町田英夫さん宅の庭です。
町田さんの木は30年前に、明治神宮からもらった苗木を育てたもので、東京、栃木、群馬などからも大勢見物に訪れる方がいるそうです。

通称「なんじゃもんじゃ」と言われているこの樹木の名前は、モクセイ科の「ヒトツバタゴ」です。
学名ではChionanthusu、ギリシャ語で「雪の花」を意味します。花が咲くと雪が降り積もったように見えるので、こんな学名がつけられました。
日本では、岐阜県東南部とそこに接する長野・愛知両県の一部、対馬にだけ自生する珍木で、それぞれ天然記念物に指定されています。
雌雄異株で、高さ25~30mにもなる落葉樹です。

 
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