江戸時代から続く市街地の氏子を中心とする山車祭りは、八幡八雲神社の祭礼を下の祭り、多賀神社の祭礼を上の祭りとして親しまれ、
江戸後期から明治中期にかけては人形山車の祭りとして、明治後期以降は、彫刻を全面に施した彫刻山車の祭りとして、関東一円に名声を博していました。
祭りの中核になっている八王子山車の濫觴(らんしょう)は江戸時代中期にさかのぼると言われ、280年の歴史を有しています。
しかし、昭和20年戦禍に遭い8台の山車が焼失しましたが、失われた山車も、上八日町、横山町三丁目、八日町一・二丁目三町で山車の再建を果され、
現在は19台の山車が八王子まつりに参加するようになり、毎年甲州街道を舞台に華麗な山車祭り絵巻を繰り広げています。
神輿連合渡御、山車八幡大辻合わせ、山車・神輿合同巡行と大勢の見物客は、歴史ある八王子祭りを堪能しました。
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