八王子祭り 八王子市制100周年記念 2017年8月

江戸時代から続く市街地の氏子を中心とする山車祭りは、八幡八雲神社の祭礼を下の祭り、多賀神社の祭礼を上の祭りとして親しまれ、
江戸後期から明治中期にかけては人形山車の祭りとして、明治後期以降は、彫刻を全面に施した彫刻山車の祭りとして、関東一円に名声を博していました。

祭りの中核になっている八王子山車の濫觴(らんしょう)は江戸時代中期にさかのぼると言われ、280年の歴史を有しています。

しかし、昭和20年戦禍に遭い8台の山車が焼失しましたが、失われた山車も、上八日町、横山町三丁目、八日町一・二丁目三町で山車の再建を果され、
現在は19台の山車が八王子まつりに参加するようになり、毎年甲州街道を舞台に華麗な山車祭り絵巻を繰り広げています。


神輿連合渡御、山車八幡大辻合わせ、山車・神輿合同巡行と大勢の見物客は、歴史ある八王子祭りを堪能しました。

写真をクリックして大きい画像でお楽しみください。
大鷲の彫刻がシンボルの二層鉾台形式、
建造は大正3年と言われている。
山車がすれ違う時、山車を寄せ囃子を競い合う
女性の担ぎ手も頑張っている 日野囃子保存会も参加
中町 にわか屋台
昭和30年代、八王子の織物業が最盛期を迎え、街は活気に溢れ料亭も栄え芸妓衆も200名を越し祭りにも参加をした。
現在の俄屋台は華やかな色合いで芸妓衆は屋台に座り奏で、屋台の前では纏・手古舞が先導し巡行する。


八幡町壱・弐丁目
彫刻が素晴らしく見ごたえがある
南町
一本柱の人形山車として明治39年建造
             
       
          灯りを燈した夜の山車の数々に神輿も加わって
祭りは最高潮に。
 
       
             
             
             
             
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